スタッフ専攻医 を募集しています! !
経験・専門医の有無・期間を問いません

救急専門医集中治療専門医になりたい
◆ 総合医としてスキルを身に付けたい
◆ 専門医維持のために幅広い経験を積みたい
◆ 自施設に集中治療を広めたい

 研究海外留学をしたい
◆ 教育に興味がある
◆ とにかく徳大ICUで働いてみたい


幅広いスキルが得られる救急医・集中治療医のススメ

救急医、集中治療医は、あらゆる疾患に対応できる「専門医」として知識、診断能力、技術が必要です。このような技量を持つ専門医、専従医がいることで急性期医療の質が維持できるのです。広い知識を持つ「総合医」としての要素と、急性期医療に精通した「専門医」としての要素が必要とされる部門です。重症患者の全身管理を習得することは、将来集中治療専門医を目指す者のみならず、総合医や各臓器の専門医を目指す医師にとっても非常に有益な研修になります。

急性期医療に興味をお持ちの方、高い志を持つ方の入局を募集しています

救急集中治療が専門医、専従医により行われることで、患者の致死率は30~50%減少します。徳島大学病院の救急集中治療部は、closed policyを実践している日本では数少ない施設です。当救急集中治療部ではclosed policyを導入して以降、治療成績が著明に向上しており、どの施設にも負けないレベルです。
患者の予後に直接影響を与える能力を持った医師になるには、専従の専門医がいる施設で研修することが必要不可欠ですが、このような施設で研修・訓練を受けることができる機会は非常に限られています。自分の能力を高める場を探していらっしゃる先生は是非一度、当施設での勤務を一考してください。

研修カリキュラム

  • 救急科専門医・集中治療専門医養成コース(5年)
    対象:救急科専門医、集中治療専門医両方の取得を目指す方
    構成:救急科専門研修プログラム(徳島大学病院/関連施設 計36か月)及び 集中治療専門研修(徳島大学病院 24か月)
  • 集中治療専門医養成コース(2年)
    対象:基本領域専門医を有し、集中治療専門医の取得を目指す方
    構成:集中治療専門研修(徳島大学病院 24か月)
  • 短期集中治療研修コース(3か月~)
    対象:集中治療を学びたいすべての方。内科系・外科系、経験年数、専門医の有無や取得希望を問いません。
    構成:集中治療研修(徳島大学病院 3か月~)
    ※ 個々の経験や能力、希望に沿ってフレキシブルに対応いたします

専門医の取得について

当施設は日本集中治療医学会専門医研修施設および日本専門医機構救急科基幹施設であり、それぞれ集中治療専門医救急科専門医の取得が可能です。

1.救急科専門医を目指したいあなたへ
当施設では、2018年度より日本専門医機構による救急科専門研修プログラム(3年)の運用を開始しました。詳しくは徳島大学病院救急科専門研修プログラムをご覧ください。

※ 2020年度までは旧制度(学会認定)による救急科専門医の取得が可能です。当施設勤務中に以下の【条件1】を満たし、旧制度での取得を希望される方はご連絡ください。

【条件1】日本国の医師免許を有すること。申請時において、継続して3年以上日本救急医学会の会員であること。5年以上の臨床経験を有すること。専門医指定施設またはこれに準じる救急医療施設において、救急部門の専従医として3年以上の臨床修練を行った者であること。

2.集中治療専門医を目指したいあなたへ
集中治療専門医は日本専門医機構認定専門医制度におけるサブスペシャリティ領域となりました。その際、救急科を含む基本領域の専門医取得が条件となりますので、私たちは当院の救急科専門研修プログラムにご参加いただき、救急科専門医、集中治療専門医をシームレスに取得することをお勧めしています (救急科専門医・集中治療専門医養成コース)。また、基本領域の専門医を既にお持ちの方を対象に、集中治療専門医を取得するためのコースも設けています(集中治療専門医養成コース)。

※ 新専門医制度での運用開始までは、現制度(学会認定)による集中治療専門医取得が可能です。当施設勤務中に【条件2】を満たし、現制度での取得を希望される方はご連絡ください。

【条件2】医師免許証取得後5年以上の臨床経験者で、集中治療に関して深い知識と経験を有すること。申請時に連続して5年以上、日本集中治療医学会会員の経歴を有すること。認定された集中治療専門医研修施設あるいはそれに準ずる施設において、細則に定める期間の集中治療研修歴を有すること。

研修の概要

目的
・ 集中治療専門医、救急科専門医の取得
 単に資格を有するだけではなく、患者予後を改善する能力を持った医師になる
・ スキルアップの短期集中治療研修

市中の病院では得られない臨床を経験します。

特徴
・ じっくりと患者様と向きあう治療ができる
 集中治療専門医、救急科専門医として必要な基本的な知識・手技を習得できる

最も重要かつ習得しがたい能力は診断・治療を決定する過程での正しい思考方法です。
徳島大学病院救急集中治療部では、3名程度の重症患者を担当し、十分な時間をかけて治療方針を決定する過程で、正しい診断・治療をするための考え方を学びます。

大学病院における専門研修
毎朝モーニングカンファレンス及び病棟回診を行い、患者毎の病態や問題点を明らかにし、治療法について議論します。日中は決定した方針に基づき、その日の検査・画像所見を確認しながら各患者の治療に当たります。また、週一回症例検討会を行っており、1週間の経過を踏まえて全体的な目標や方針について討論をします。また月5~6回程度の当直業務を行い、急変患者の受け入れを経験し急性期の対応を身につけます。さらに週一回臨床論文の抄読会を行っています。最近の集中治療領域の話題から自分の興味のある論文を選び、要約して発表することにより、最新の研究結果の理解のみならず論文読解力の習得を目指します。この他、月一回 M&Mカンファレンス、リサーチミーティングを行っています。

朝カンファレンス:毎日午前8時30分
夕カンファレンス:毎日午後4時30分
病棟回診:毎日午前9時~(木は教授回診)
抄読会:毎週月曜日午前7時45分
症例検討会:毎週木曜日午後5時30分
M&Mカンファレンス、リサーチミーティング:各月一回

教育指導体制(徳島大学病院)

<研修責任者>
大藤  純(集中治療専門医、救急科専門医、麻酔科指導医、呼吸療法専門医)

<指導医>
大藤  純(集中治療専門医、救急科専門医、麻酔科指導医、呼吸療法専門医)
板垣 大雅(集中治療専門医、救急科専門医、麻酔科指導医、呼吸療法専門医)
上野 義豊(集中治療専門医、救急科専門医)
石原  学(集中治療専門医、救急科専門医、脳神経外科専門医、脳血管内治療専門医、脳卒中専門医)
高島 拓也(集中治療専門医、救急科専門医)
中野 勇希(救急科専門医)
布村 俊幸(集中治療専門医、救急科専門医、呼吸療法専門医)
※ 専門研修医1名につき、1人の指導医を選任し患者の診療を共同で行ないます。

疾患別研修目標

◆ 3次救急疾患、意識障害患者、院内救急患者、術後患者など重症患者の診断・治療を通じて、理学所見から検査や治療の優先順位を判断でき、重症患者の治療に必要な知識・技術を習得します。
◆ 重症患者の治療を通じて、人工呼吸管理、循環管理の基礎知識・技術を習得し、さらに血液浄化療法の適応・治療を習得します。
◆ 救急疾患では、初期診療・治療により呼吸・循環状態を安定させ、診療科とともに治療を行って行くことより専門性の高い診療を習得できるようにします。
◆ 術後患者の管理を通して、術後経過、術後管理のポイントを習得します。
◆ 専門性の高い救急疾患の初期治療を習得します。
◆ 脳卒中患者の診断と初期対応、治療内容を習得します。
◆ 急性呼吸不全の診断と初期対応、治療内容を習得します。
◆ 急性循環不全の診断と初期対応、治療内容を習得します。
◆ 敗血症性ショックの診断と初期対応、治療内容を習得します。
◆ 症例に接することの少ない手技の習得をするために、Off Job Trainingとして標準教育プログラムを実践しています。

研修施設(救急科専門研修プログラム)

徳島大学病院救急集中治療部は救命救急センターではありません。このため、数多くの救急患者を診断・治療する機会に恵まれません。救急科専門研修プログラムでは、数多くの救急患者を受け入れ、専従の専門医が治療にあたっている徳島県立中央病院救命救急センター徳島赤十字病院救急科札幌東徳洲会病院救急センター(計12か月)、1次から2次救急が主体の田岡病院救急科(3か月、選択実習)、1次から2次救急および地域救急診療を担う徳島県立三好病院救急科(3か月、選択実習)と協力して、研修効果を上げるようにしています。

=連絡先=
担当者氏名:上野 義豊(ueno.yoshitoyo@tokushima-u.ac.jp
TEL: 088-633-9347
FAX: 088-633-9339
見学を常時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

 

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