3月2~4日の3日間、第50回日本集中治療医学会学術集会が国立京都国際会館で開催されました。
大会長の広島大学志馬伸朗先生による個性的なプログラム、演出に彩られた素晴らしい学会でした。
2019年以来の対面式の学術集会には6500人もの方が参加されたようです。
みなさん、この時を待ちわびていたのでしょうね。足取りも心なしか軽やかでした。
まさに、「ず~っと、ま~っていた♪」(ちゃんと参加していた人はわかるはず!)
テーマとしては、COVID-19の総括、ポストコロナはもちろんのこと、学会がとりわけ注力をしている多職種連携、RRS(rapid response system)、遠隔ICU、PICS(post intensive care syndrome)、JIPAD(日本ICU患者データベース)などに関するものが多かった気がします。
そう!小児集中治療もアツかったですね。書籍もPICUなんちゃらがい~っぱいでした(ドラマの影響でしょうか)。
徳島大学病院からも多くの一般演題を発表させていただきました。
今回が全国大会デビューとなった医局員もいました。皆、緊張しながらも堂々と発表していました。
やっかいな質問に苦しんだ医局員もいたようですが、千里の道も一歩から。
重いプレッシャーのかかる病棟責任者で鍛えられている皆なら、じきに上野先生のように会場を虜にする名プレゼンターになることでしょう。
今回の学びを日常臨床に生かしていきましょう。
来年は研究発表の数を増やしていきたいと思います!!