徳島赤十字病院で行われたECMO患者のヘリ搬送シミュレーションにお誘いいただき、2名の臨床工学技士とともに見学させていただきました。
心臓移植や補助人工心臓の装着を必要とするECMO患者を陸路で専門施設に搬送する場合、我々四国の病院にとっては搬送時間が大きな問題となります。今回のシミュレーションは、県の防災ヘリを用いて徳島赤十字病院ICUから模擬患者を国立循環器病センターICUに搬送するというものでした。
私たちの施設でもこのような搬送を要する症例が発生することは当然考えられ、今回のシミュレーションは大変意義深いものと感じました。また、蔵本メディカルエリアでの体制作りの参考となりました。
お声掛け頂いた徳島赤十字病院救急部の福田先生をはじめとする皆様、ありがとうございました。
(板垣大雅)