徳島大学病院に救急集中治療科が新設されました。
https://www.tokushima-hosp.jp/department/circulatory.html?rank_code=unit&belong_code=27
昨年10月に医師届出票(医師法施行規則第2号書式)において「従事する診療科名等」の欄に「集中治療科」が追加されたことを受けての対応です。
実は、この標榜科としての「集中治療科」の誕生は、集中治療に従事する医療関係者の長年の悲願でした。
新型コロナウイルスのパンデミックでは、人工呼吸やECMOを活用した集中治療の重要性が認識される一方で、諸外国では集中治療の専門家が不足したことによるものと思われる医療崩壊が発生しました。
集中治療の担い手の実態を把握することが、国家の危機管理として極めて重要であることに違いありませんが、厚生労働省の医療施設調査でも集中治療科は含まれておらず、集中治療医がどこにどれだけいて、どんな働き方をしているのかさえ調査されてきませんでした。謎です・・・
しかし今回、粘り強い学会の働きかけが実りました。ようやくです!!
このことは、高度な集中治療を提供する医師のアイデンティティにも関わる問題だったりします。
我々の属性が「集中治療科」として定められたことで、モチベーションが上がりますし、将来集中治療を志す若い先生方に明確なキャリアパスを示すことができます。
重症患者の「命の砦」である集中治療室に専従する集中治療科医は、今最もホットでやりがいのある職業だと自信をもって言えます!
ということで、ナチュラルに医局員募集のお話に移っちゃいます。
7月1日(15:00~17:00)に徳島大学病院初期研修・専門医研修プログラム説明会@徳大病院が開催されます。
救急集中治療科もブースを出しますので、お時間のある方はお立ち寄りください(詳細はブログにて後日)。
お待ちしております!!
徳島大学病院救急集中治療科では、私たちと一緒に集中治療の担い手となる同志を常時募集しています。
お気軽にお問合せください。